oyoyo Memo Blog

時事と雑記。気が向いたときに更新するブログ。

Vocals Minority 4/4

[ 自分用メモ ]

好きな曲。約100曲。本エントリは、数回に分割して不定期的にエントリしてきたシリーズの最終回です。

本シリーズのこれまでのエントリ
 Vocals Minority 1
 Vocals Minority 2
 Vocals Minority 3

女性ボーカル曲(約90曲)については、歌手名・グループ名の概ね五十音順に配列。


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Vocals Minority 4/4 の続き » » »

調剤薬局における「調剤技術料」と「薬学管理料」についての小見

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今回の手術&短期入院で勉強になったことはたくさんありますが、その一つは「薬」についてです。さまざまな薬が処方されたので、「薬」について、ネットであれこれ調べるきっかけを得ました。その薬の発見や開発の歴史、のみならず、同一もしくは類似の成分を持つ薬(いわゆるジェネリック医薬品など)との薬価の比較、調剤薬局で発行される「調剤明細書」に記載されている保険点数についても。

oyoyoの場合、日常、飲む薬というものはなく、年に3~4回程度、市販の風邪薬、鎮痛・解熱剤(イブプロフェン)を服用するくらいです。なお、「薬」に入るのかどうかは知りませんが、エビオス(ビール酵母)は毎日飲んでますょ。てか、朝ごはんの後に噛み砕いて食べます。←夜に食べると寝られなくなるので。一時、知脳強化のため(笑)、通販の「DHA」と「イチョウ葉」を常用していたことがありますが、まぁ、強いて挙げてもその程度です。

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さて、調剤薬局で会計時に渡される「調剤明細書」に記載される項目・区分のうち、とりあえず「薬剤料」はいいとして、「調剤技術料」「薬学管理料」については、「これって、必要なのか?」と思います。「調剤」といっても、製薬メーカーからの出荷時点で既に個別に包装された錠剤や粉薬を棚や引き出しから出すだけの作業であり、「薬学管理」といっても、その具体的な作業は必ず薬剤師でなければ不可能なのか、「薬学管理」という権威的ないし偉大そうな名称の割にはアルバイトと思しきスタッフにその作業の一部もしくは全部をさせていないのか。また「薬学管理」は本来的に患者自身が自己の責任において為すべきことであって、その「本来的に患者自身が自己の責任において為すべきこと」を薬剤師に委託するという、患者本人の能動的意思の明示があって初めて「薬学管理」という「お仕事」なり、所要の費用なりが発生するのではないのか。こうしたあたりには、医療費の公的負担並びに国民負担の軽減の可能性を考察する見地から、医療費をまだまだ大きく節減できる余地があるように思います。

たとえば、やや頭の弱い人のために、複数ある錠剤や粉薬を一回分ごとに包装しなおすとか、あるいはやむを得ざる理由から1粒の錠剤を半分にカットして再包装して出す、また、外出や薬の服用すら自力では困難な在宅患者のもとを訪問して薬を投与するなどという場合には、それらに係る所要の経費や材料費とは別に「調剤技術料」「薬学管理料」などの名目で薬局側がそれらの費用を患者側ないし公的負担側に請求するのは然るべきでしょう。しかし、そのような作業がない場合においても、「調剤技術料」「薬学管理料」と銘打つほどの費用負担を請求するのは疑問に思います。

「いやいや、薬は用法・用量を間違うと危険だから。毒になることもあるから」と言うことなのかもしれませんが、それは何も「薬」に限定された特殊の事情ではありません。たとえば「タバコ」もそうです。大人が普通に吸う分については特段の問題はないでしょう。しかし、大人が買ったそのタバコを乳幼児が食べたり飲み込んだ場合、たとえタバコたったの1本でも「危険」ないし「毒」になりうるわけで、もっといえば「死」の原因になるやもしれません。「危険」ないし「毒」になりうるそのタバコを買うときに、タバコの代金以外に「タバコ科学技術料」「喫煙管理料」などの授受をコンビニの店頭や自販機で行う必要があると思いますか?

もっと一般に身近なものを例に挙げれば「砂糖」ないし「砂糖を含んだ食品」にしてもそうです。その「用量」も度が過ぎれば虫歯になったり、虫歯を悪化させ、天然の歯を失う「危険」や、天然の歯の耐用年数を大幅に短縮せしめる「危険」さえあります。歯や歯茎の健康を損なえば、やがて内臓のどこかに支障が現れる「危険」もあるでしょう。また、糖尿病やその傾向のある人にとっては、「砂糖」や「砂糖を含んだ食品」は余命や合併症に係わる「毒」になる可能性が大いにあるでしょう。「砂糖」や「砂糖を含んだ食品」であっても、「用法・用量を間違うと危険だから。毒になることもあるから」、そらあるでしょう。「砂糖」や「砂糖を含んだ食品」を売買するときに、その代金以外に「砂糖摂取履歴管理料」「糖類食品学管理指導料」などの授受をスーパーやコンビニの店頭で行いますか? それはいったい、どこの社会主義国家の街角の風景なのかと。砂糖の摂取の履歴の管理をしたければ、自分でやれと。

あるいは今後、処方薬ではない、市販のかぜ薬や解熱・鎮痛剤を一般の薬局で売買する際にも、「調剤技術料」「薬学管理料」を政府が新たに導入する、と言われたら、あなたならどう思いますか? 「それって、必要なの?」と思いませんか。購入に当たって医師の発行する処方箋の必要のない、市販のかぜ薬や解熱・鎮痛剤であっても、「用法・用量を間違うと危険だから。毒になることもあるから」に関しては処方薬と同じであり、処方箋の必要のないお薬だから、どんな飲み方をしても安全というわけではありません。処方薬であれ、市販薬であれ、一度、患者の手に渡った薬剤の使用と管理の責任は、その患者本人にあります。

処方薬であれ、市販薬であれ、タバコであれ、砂糖であれ、包丁であれ、ハサミであれ、ライターであれ、電気であれ、都市ガスであれ、水道の水であれ、「用法」を誤れば、どれも甚だ「危険」なものばかりであります。これらのなかで、処方薬だけに聖域的に適用されそうな何らかの「危険」を最初から結論ありきの作為を持って捻出するのでなければ、処方薬を特別扱いするだけの妥当な理由があるようには思えません。

小生は別に新自由主義崇拝者でも市場原理主義者でもありませんが、この医療費のなかの「調剤技術料」「薬学管理料」については、そのおカネのフローまで含めて再考の大きな余地があるように思います。それらを患者側ないし公的負担側に請求するにしても、そのおカネの大部分は、最終的には、薬局の薬剤師や経営者のフトコロに入れられるべきではなく、その薬剤を現に責任なり諸々のリスクを背負って製造している製薬会社やその研究開発部門に投じられるべきではないのかと。

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「薬価」についてもう一点、述べておくなら、だいたいにおいて、「比較的新しいお薬」の薬価は高く、「昔から使われているお薬」の薬価は安い、というか激安であるらしいことが今回わかりました。しかしながら、「新しいお薬」だからといって、その処方の適用となる症状を持つすべての人々に望ましい効果があるとはならず、そこには「新しい」ゆえのリスクがあり、対して、20年以上も30年以上にも亘って「昔から使われているお薬」には、すでにその副作用に関する情報が出揃って行き渡っており、だからこそ、あなたもあなたの家族も安心して使えるという、明示的ではないにしても極めて大きな利点(ベネフィット)があります。

ゆえに、薬価の算定やその基準において、「比較的新しいお薬」の薬価を高く設定し、その登場からの年数の経過とともにその薬価を計数的に引き下げ、「昔から使われているお薬」の薬価に至ってはトコトン切り下げて激安といっていい水準にまで安くしてゆくという方針や政策が何らかあるならば、これについても再考の余地がまだまだあるように思います。すなわち、ベネフィットとコストに関する認識の改革の必要性であります。

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まぁ、たとえば、ですが、以上のような視点から帰納して医療費を考察してゆけば、たとえその金額は全体として大して変化しなくとも、医療費のより妥当なフローの構築の可能性と、それが構築できた後の段階においてこそ、医療費の無理のない健全な節減の可能性がそこで見えてくるように思った次第であります。






【参考1】処方薬とその保険点数のことがあれこれ勉強になるページ

◇お薬検索 QLife
 http://www.qlife.jp/meds/
 (薬価や主成分、実際の形状などを知ることができます)

◇平成24年度 調剤報酬表 (調剤薬局さんのHP)
 http://www1.ocn.ne.jp/~kaminote/houshuuhyou.html
 (リファラ解析回避のため、リンクにはしてませーん)


【参考2】医薬品添付文書、インタビューフォームなど、個々の医薬品についての学術的情報、専門情報(2013/03 追記)

◆独立行政法人・医薬品医療機器総合機構 医薬品医療機器情報提供HP
 http://www.info.pmda.go.jp/

◆医薬品情報・検索 イーファーマ
 http://www.e-pharma.jp/

◆KEGG MEDICUS
 http://www.kegg.jp/kegg/medicus/





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