oyoyo Memo Blog

時事と雑記。気が向いたときに更新するブログ。

南鳥島と排他的経済水域

海洋機構など、南鳥島周辺で世界最高濃度のレアアース発見
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1520130322eaah.html

 海洋研究開発機構の鈴木勝彦主任研究員、東京大学大学院の加藤泰浩教授らは21日、南鳥島周辺の水深5000メートル以上の海底で、世界最高の6600ppmという超高濃度レアアースを含む堆積物(レアアース泥)が存在することを発見したと発表した。
 深海海底から採取した表層付近の試料のレアアース(希土類)濃度分布を化学分析し、海底下3メートル程度で発見した。今回の成果により、「この周辺には日本が消費する数百年から数万年分のレアアースが埋蔵されている」(加藤教授)とみられる。今後3―5年で商業化できる見通し。
 試料が採取された場所は、南鳥島からほぼ南約200キロメートルの地点と、同南南西約250キロメートルの地点。いずれも日本の排他的経済水域(EEZ)内で、これまでの地質学的な予想を覆す海底下10メートル以下の浅いところにあることが確認された。

(2013年03月22日 日刊工業新聞)



およそ1年前(2012年4月)のニュース。

外務省:我が国の大陸棚延長申請に関する大陸棚限界委員会の勧告について
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/24/dga_0428.html



  南鳥島と排他的経済水域(2012年04月)
  画像は FNNnewsCH の動画キャプチャ


排他的経済水域の面積において、日本は長らく世界第6位であったらしいが、2012年4月の時点で世界第5位になった模様である(その後の国内外の法的手続きがどうなっているのかは知らない)。これは日本政府が大陸棚限界委員会に対して申請していた日本の大陸棚延長の一部(31万平方キロメートル)が事実上認められ、計478万平方キロメートルとなったことによる。第1位はアメリカ、第2位はオーストラリア。そしてこの2位と3位の数字にやや大きな差があり、第3位がインドネシアである。第5位の日本と第4位のニュージーランドとの差は接近しており、もうひとふん張りすれば日本は第4位になれるかもしれない。欲張れば第3位を狙えるのかもしれない。なお、排他的経済水域の海水の体積では日本は世界第3位か第4位と見積もられているらしい(日本とキリバスの数値が近接)。

◇図録 海洋国日本:世界の排他的経済水域面積ランキング
 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/9410.html

◇排他的経済水域の海水体積計算 - pdf.io
 http://www.pdfio.com/k-631254.html


日本の大陸棚の延長が一部であれ叶ったことは、バランスシートで考えれば、日本国の有形非生産資産が増加したということであり、それは日本国の非金融純資産の増加を意味する、と考察すべきではないだろうか。

いやいや、新自由主義思想保有者(=自称保守にして偽装親米であり、反「ハミルトン経済学」・反「バーク経済学」・反「宣長哲学」にして売国活動家)どもにはカンケーの無い話(笑)

なぜなら、おそらく新自由主義思想保有者の「脳の枠」でいくと、せいぜい、「日本の大陸棚の延長が一部であれ叶ったこと」=「日本の資産が増えた・・・」としか捉えていないはずだから。でしょ? それは、政府の財政問題において「国の借金ばかりが増えて・・・」とか「日本は赤字国債で破綻してしまう・・・」などと考えざるを得ない「脳の枠」とまぁ同じだから。

経済(=経國済民)の概念を喪失している点において、あるいは経済(=経國済民)を破壊(リセット?)して何かアタラシイ別のものに「改変」したがる点において、新自由主義者と共産主義者は相等しい。



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(2012/06/15)
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